江戸時代に天明の飢饉の原因となり、日本史の教科書でも衝撃的な絵が描かれていた浅間山の噴火
自身の登山スタイルとして、まだ登ったことがない山を中心に登ることが多く、登ったことのある山は避けがちなのですが、火山の力強さ、スケールの大きさを感じさせてくれる浅間山に惹かれ、3月以来7か月ぶり、2回目の浅間山へ。
浅間山とカラマツの紅葉を草すべりから一望することが今日の第一目標!!
紅葉とともに牙山(きっばやま)・トミーの岩などの力強さと秋の浅間山を満喫できた1日でもありました。
浅間山(浅間山荘ルート)について
浅間山-2019-10-20 / くらっしゅさんの鋸岳(長野県)・仙人岳(長野県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
今回のコースは浅間山荘から火山館、Jバンド、黒班山、火山館と周回コースと巡りたかったけれど、大雨による土砂崩れで草すべりが通行止め。
ピストンコースで、Jバンドから行けるところまで外輪山の山々を巡るルートに切り替え。
危険な場所はJバンド周辺の岩場で、落石が起きそうな場所で、滞在時間を減らすように心がけました。
黄色に染まる木々のもとでの登り始め
朝8時頃、浅間山荘ルートの登山口から登山スタート。
小諸町内の松家で朝定食も食べ、登山コンディションもバッチリ。
一の鳥居で沢沿いのルートと斜面のトラバースルートに分かれる。
台風19号の大雨の影響が残っているかもしれないので、斜面のトラバースルートで浅間山内のカルデラに入っていく。
森の中の木々は黄色に色づき、この先の紅葉は見頃なんじゃないかと、心が弾む。
少しだけ足取りも軽くなっていく。
台風19号の影響は雨だけではなく、風も強かったようで、倒木もちらほら有り、場所によってはチェーンソーで切られていた。
浅間山の岩々とカラマツの紅葉
トーミの頭こんにちは。
3月に来たときは違い、鮮やかな黄色に見事に染まりあげている。
トーミの頭の反対側には牙山(ぎっぱやま)
トーミの頭や牙山と、迫力ある岩山がカルデラの入り口で待ちかまえていることが、この浅間山荘ルートの良いところ。
振り返ると外輪山の向こうに八ヶ岳が浮かんでいる。
もう少し標高を上げていけば、アルプスの山々も見えるだろうか。
ようやく黒い浅間山が姿を見せてくれた。
これまで秋にいろんな山に登り、いろんな紅葉を見てきたけれど、針葉樹のカラマツが紅葉に染まっているのは、私にとって新鮮な景色。
ここの登りの先にある火山館で、一休憩。
火山館にやってくると、「草スベりコース、崖崩れ、通行止め」と書かれた看板が飛び込んでくる。
今日の目的地である草スベりは行くことが出来ず、前掛山は6月の噴火以降警戒レベル2で近づくことも出来ない。
ということでJバンドを経由し、外輪山を登り、行けるところまで巡るプランへと変更。
草スベりコースは火山館での注意喚起通り通行止め。
辺りは完全に紅葉染まっていて、想像に近い景色が見れたと思うけれど、こればっかりは仕方が無い。
また登山道が復旧したときに登りに来よう。
湯の平周辺は外輪山が迫り来るようにそびえ立っている。
前掛山方面は森林に覆われて見えないけれど、浅間山はカルデラ内に入ったら迫力ある景色の連続で、歩くペースが上がっていく。
湯の平周辺でも台風被害がちらほら。
湯の平の樹林帯を抜けるとカラマツの背丈も低くなってくる。
カラマツの黄色、草紅葉の赤色と黒い浅間山の斜面が鮮やかに染まっていた。
振り返ると、浅間山のカルデラ内のカラマツ林の鮮やかさに驚かされた。
青空と遠くには八ヶ岳の山々も見え、ここからの景色を休憩しながらゆっくりと眺める。
長さ1mのポールと撮影。
直径2.5mもありそうな黒岩がゴロッと転がっている。
湯の平からJバンドまで人より大きな岩がいくつもあり、噴火によってこんな大岩が降ってきたりするんだなっと火山のパワーと怖さを感じる景色がいくつもある。
噴火など災害時には怖いけれど、山が持つ力強さを感じることができるのが火山の良いところ。
浅間山にはそういった場所や景色があるから好きなんだろうなぁ。
ここからJバンドの登りが始まっていく。
紅葉のカラマツ、牙山、その向こうに八ヶ岳と雲海が広がる。
Jバンドは、落石が起きそうな場所で立ち止まる時間を最小限にして登っていく。
浅間山の外輪山縦走へ
Jバンドも登り切り、外輪山の稜線に到着。
ここから外輪山の稜線を行けるところまで縦走していく。
外輪山の斜面はまばらに立っている木々と草原がメルヘンチックな風景を生み出している。
浅間山の山頂から裾野へ降りていくにつれて、黄色に染まっていくグラデーションが見事!!
後ろを向くと四阿山と嬬恋のキャベツ畑が広がる。
ロードバイクで走った嬬恋パノラマラインを気持ちが良かったな。
四阿山はいつ登ろうか迷っていたけど、この4か月後にスノーシューを履いて登るとはこの時には思ってもみなかった。
北アルプスの山々もギリギリ見えた。
右から白馬三山、劒岳、立山、五竜岳、鹿島槍ヶ岳かな。
五竜岳、鹿島槍ヶ岳を縦走したいと思っているけれど、なかなかお天気とお休みと噛み合わない。

2020年7月も2021年9月も登れなかった。。。
浅間山はものすごく大きいんだな、と実感する景色。
外輪山も仙人岳と蛇骨岳の間まで歩いたところで引き返すことにします。
下からも上からも浅間山の紅葉を楽しめたけど、今度は草スベリも含めて周回ルートで歩きたいな。
帰りは三の鳥居から沢沿いルートで歩いたけど、水量も問題なし。
浅間山から愛知までの帰り道は5時間くらいかかるので、足早に下山。
下山後には登山口にある天狗温泉 浅間山荘で温泉へ。
茶褐色に濁った温泉で、駐車料金を払っていると少し入泉料をちょっとだけおまけしてくれます。
下山後グルメ 焼き味噌ラーメン
浅間山への道のりは岡谷ICで中央道を乗り降りし、国道142号線の新和田トンネルを通ることが多いので、帰り道は蓼科山を越え、茅野でご飯を食べることにした。
岡谷にもお店がある麺屋 蔵人(めんや くろうど)
鉄なべでグッツグツに煮込まれた味噌ラーメンが味わえるお店で、寒くなってくると訪問するラーメン屋さん。
今回はまだ食べたことのなかった少し辛い焼き味噌ラーメンレッドをいただく。
ちなみに岡谷にも同じお店があります。
余ったラーメンスープにごはん、ねぎ、溶き卵、海苔を入れ、再度グッツグツに煮た状態で出してくれる 夜営業限定メニューの雑炊返し 。
海苔の風味が焼き味噌ラーメンともマッチし、お気に入りの味噌ラーメンの1つ。
ただ焼き味噌ラーメンレッドより王道の焼き味噌ラーメンのほうが雑炊返しを楽しめる気がするので、次行くときは焼き味噌ラーメンを食べに行こう。
麺屋 蔵人 茅野店
麺屋 蔵人 岡谷店
まとめ
針葉樹であるカラマツが黄色に染まった景色に驚かされ、浅間山の岩山や火山弾、温泉と火山の力強さと恩恵を味わうことのできた登山でした。
広葉樹が多い紅葉の山もいいけど、趣向変えて、針葉樹のカラマツの紅葉と浅間山へ出掛けてみては。
次はガトーショコラで有名な冬の浅間山か、前掛山と草すべりが解禁された浅間山に登ろうかな。



































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